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  • 執筆者の写真湾岸コンサルティンググループ

【日本酒類の事業者向け】海外展開支援の補助金のご紹介

国税庁では、「日本産酒類業の海外展開・国内外の新市場開拓」を支援する補助金がありますので、ご紹介いたします。

「酒類事業者」が対象の補助金となりますが、ご検討中の事業者は是非ご利用ください。

※第2回の申請期限が2024/4/25(木)と近づいております。


補助金は2種類あります。

補助金概要


名称

補助金額

補助率

日本産酒類海外展開支援事業費補助金

50万円~1,000万円

1/2

酒類業振興支援事業費補助金

50万円~500万円

1/2

2/3(小規模酒類事業者)

★小規模事業者(従業員数が20人以下/卸・小売業は5人以下)の場合、投資額が750万円までであれば、補助率が高い②の方が補助金額が大きくなります。

【例】小規模事業者・投資額750万円

   ①の補助金額 375万円

   ②の補助金額 500万円




スケジュール(①・②共通)


・公募期間:2024年3月1日~4月25日

・採択者決定:2024年6月下旬

・事業期間:2024年7月上旬~2025年2月末



補助金の枠組みと対象となる取組例


① 令和5年度補正予算 日本産酒類海外展開支援事業費補助金


補助金の枠組み



補助対象となる取組例

  • 海外ニーズを踏まえ、強みを活かした海外展開をするための現地調査及びブランド戦略の構築

  • 海外のし好に即した新商品開発、新規ブランドの立上げ、そのための調査研究

  • 海外において新規に製品を取り扱う事業者の開拓や新たな販売手法の試行

  • 海外の有名レストラン等の協力による認知度向上に向けた情報発信

  • 地理的表示(GI)やテロワール等を海外向けのブランド化に活用する取組

  • 農商工連携や異業種連携等により、新たな価値創造を目指す取組

  • 酒蔵自体が観光化の取組を行うことによる、観光客の受け入れ整備や消費拡大につながる取組

  • 観光客が、酒蔵等で高付加価値な体験酒造りや宿泊等ができる受け入れ環境整備に向けた取組

  • 地域で酒蔵ツーリズムを実施することにより、地域連携の機運醸成や、酒類を含む地域の価値創造につながる取組

  • ガイド育成や他の観光資源の組合せによる滞在時間の拡大や宿泊を通じ、消費拡大を促す商品開発


②    令和6年度予算(案)酒類業振興支援事業費補助金


補助金の枠組み



補助対象となる取組例

  • 食品とのペアリングに特化した商品や、地方産品の特性を生かした商品の開発

  • 地元・活用した休耕田の収穫物を原材料とした商品の開発

  • 個人に対するオーダーメイド商品の開発体制の構築

  • 新たな原材料等を使用し、これまでにない特性を持たせた高付加価値商品の開発

  • 「伝統的酒造り」を差別化のポイントとした高付加価値商品の開発

  • 商品情報の充実による販売促進(二次元コード等を活用した取扱商品のブランドストーリーの提供や消費者が求める情報を記載した裏ラベルの活用等)

  • テイスティング等の顧客体験を重視した販売形態の確立

  • データ分析等を用いた、顧客の嗜好に合致した商品の販売手法の導入

  • 製造:AI技術等を活用した品質管理システムの導入

  • 流通:RFIDやAIカメラ等を活用した管理システムの導入


詳細は、国税庁のWEBサイトでご確認をお願いいたします。


株式会社湾岸コンサルティンググループで、サポートも可能です。「お問い合わせ」より、お気軽にご連絡ください。

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