【東京都】中東情勢による原材料価格高騰に伴う経営基盤安定化緊急対策事業のご紹介

東京都では、中東情勢を契機としたコスト高騰等の影響を受ける都内中小企業等を支援するため、「中東情勢による原材料価格高騰に伴う経営基盤安定化緊急対策事業」を実施しています。
原材料の使用量や在庫ロスを減らす設備・システムの導入などについて、最大2,000万円、対象経費の5分の4以内の助成を受けることができます。
「材料費が上がり、売上は維持できていても利益が残りにくくなっている」「コスト削減に向けた設備投資を進めたい」といった課題をお持ちの企業は、活用を検討してみてはいかがでしょうか。
■助成事業の概要
項目 | 内容 |
事業名 | 令和8年度 中東情勢による原材料価格高騰に伴う経営基盤安定化緊急対策事業 |
助成対象者 | 都内中小企業者等(個人事業主を含む) |
助成限度額 | 2,000万円 |
助成率 | 助成対象経費の5分の4以内 |
助成対象 | 原材料費の縮減や価格転嫁等に向けた取組 |
申請期間(第3回) | 2026年11月2日(月)~11月30日(月)予定 |
助成対象期間 | 交付決定日から最大1年間 |
■対象経費
取組内容に応じて、以下の経費が助成対象となります。
原材料・副資材費
機械装置・工具器具費
機器・システム改良費
委託・外注費
設備等導入費
システム等導入費
専門家指導費
販路開拓経費
その他経費
※「専門家指導費」、「その他経費」の単独申請はできません。
■申請のポイントは「売上」ではなく「営業利益率」
本事業では、申請受付開始日時点で、次のいずれかに該当する必要があります。
直近決算期の営業利益率が、前期決算期と比較して減少している
次期決算期の営業利益率が、直近決算期と比較して減少することを見込んでいる
直近決算期において営業損失を計上している
売上高の減少そのものが必須条件ではありません。
例えば、売上高が増加していても、原材料費などの上昇によって営業利益率が低下していれば、対象となる可能性があります。また、現時点で赤字でなくても、次期決算期の営業利益率の低下を見込む場合は、申請を検討できます。
■コスト高への対応を、収益力を高める投資につなげる
本事業の特徴は、原材料費の縮減や価格転嫁等につながる、前向きな取組を支援する点です。
例えば、以下のような取組が紹介されています。
塗料の使用量を減らす機器の導入
材料の使用量を抑え、施工コストの削減を図ります。
不良品を早期に発見する検査装置の導入
材料の無駄や作り直しを減らし、歩留まりを向上させます。
発注管理システムの構築
在庫ロスを減らし、原材料の仕入れを適正化します。
代替素材を活用した新商品をPRする展示会への出展
新商品の販路開拓につなげます。
原材料価格の変動を自社でコントロールすることは難しくても、使用量や廃棄量、発注方法を見直すことは可能です。
助成金をきっかけに、コスト上昇の影響を受けにくい事業の仕組みづくりを進めることが期待できます。
詳細は、東京都中小企業振興公社の公式ホームページでご確認をお願いします。
株式会社湾岸コンサルティンググループで、サポートも可能です。「お問い合わせ」より、お気軽にご連絡ください。


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